酔った社長の娘(上司)に叱られながらベッドイン

『鬼の上司に惚れた僕』

僕のつとめる会社の上司は女性で、社長の娘と言う強い肩書が気があるせいか、それは強気で、私たち男性社員を屁とも思わず、顎でこきつかうような人間でした。仕事はでき、頭も切れて、新規開拓にも積極的なので、会社にとっては貴重な人材なのはまちがいなく、そのかわり配下の我々にしてみれば、まさに鬼そのものでした。ただその鬼が美人で、スタイルもよくなかなかのセクシーだったのが問題でした。じつは僕は、前々からこの上司に引かれていたのです。この男を男とおもわず、わずかなミスでもあれば罵詈雑言を浴びせかける彼女が好きになるなんておかしいと思いますか。以前、親しい知人にそのことを打ち明けたところ、「お前、自虐趣味があるんじゃないか」と言われてしまいました。確かにそうかもしれませんが、実に上司のあの、男勝りなところにこそ僕にはなんともいえない魅力を覚えるのでした。

しかし上司の方はこんな僕の気持ちは知らないにちがいなく、会社では相も変わらず、僕たちの仕事ぶりに鋭い目を光らせているのでした。
一つの仕事が一段落したとき、めずらしく上司がみんなを誘って飲みに行こうと誘いました。こんな上司にも、部下をねぎらう気持ちはあったようです。
会社が終わってから我々は上司とともに最寄りの居酒屋に行きました。業績があがったこともあり、このときの上司はとても機嫌がよく、みんなにビールをふるまいつつ、自分もぐいぐいあおりました。

男性社員たちがしきりに上司のグラスに酒をついでいます。どうやら彼女を酔い潰してやろうとの魂胆のようです。ねぎらいの飲み会でも、かれらが日ごろの鬱憤を晴らそうとしているのはみていて明らかでした。
酒には相当強い上司でしたが、さすがにみんなから立て続けに飲まされてはたまらず、そのうちテーブルにつっぷしてしまいました。
冷たいもので社員たちは、一番若手の僕にあとは任せたと言い残して、さっさと帰っていきました。僕は内心、しめたと思いました。彼女と二人きりになれるチャンスが到来したのです。僕は彼女を抱えるようにして店を出ると、タクシーを拾って、僕のマンションに連れていきました。
部屋にあげ、まだ酔っぱらっている彼女をソファに座らせると僕は、ひとり舌なめずりしました。

そっと、彼女のスカートの中をのぞいて、黒いストッキングにおおわれた太腿の奥を目で楽しむこともしました。
彼女から上着を脱がせ、いよいよブラウスのボタンをはずそうとした僕は、持ち前の不器用から、なかなかうまいこできずに難儀していると、ふいに彼女が目をみひらいて、
「だめなやつだな、まったく」
また叱られてしまいました。

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